絶対音感

現在最相葉月著の「絶対音感」という本を読んでいる。
まだ一割程度しか読んでいないが、この「絶対音感」について書いてみる。
私はもともと「絶対音感」と言葉や定義に違和感を持っている。
最初に結論を言ってしまえば、私の中での解釈は「標準音階の絶対音階検知能力」である。
この能力を持っている人は訓練された人で現代の標準十二音階にきっかり合えばそれにリンクされた「ドレミ」に変換される。
で、このドレミから外れた音に対しては違和感を覚えるらしい。
小学生のとき、音楽の時間で習ったのだが、音階の種類はたくさんあるらしい。
標準音階ではなく、別の種類の音階を使って(例えばその音階でチューニングされたピアノなどを使って)音楽を奏でたとき、上記の能力を持った人はどう反応するのだろう?
小室哲哉や浅倉大介は絶対音感を持っていないと聞いたことがある。小室に至っては譜面を読めないとか。しかし、シンセを駆使してたくさんの曲を作っているし、キーボードを操っている。
曲によってはデテューン(基準の音から音階を細かい単位でずらす)を使って音と音の間をいったりきたりしている。その感覚というか間隔は正確だ。
また、聞いた曲をキーボードですぐ弾ける。この能力は何か?
彼らの能力は表現力だ。脳に対する入力と処理、出力が優れている。特に創造性と表現力であろう。
絵で言えば、どの程度絵の感覚を入力できて、それを同じように出力(描画)できるか、あるいは処理を加えて(創造して)出力(表現)できるか、である。
一般的に言われる「絶対音感」は音楽教室で鍛えられ、入力と出力を正確にできるようにする。また、譜面を脳内で処理して出力できるようにする。
しかし、こればかりが進み、間の処理(想像・創造)について鍛えられない。つまりはオリジナリティだ。
センスの良い人、というのは(例え入力がなくとも)この処理がうまい具合にできる人だろう。音であれ、絵であれ、色であれ。
ちなみに私はこの処理もそうだが、出力もうまくできない。入力から記憶、については普通に、音であればサンプリングしたように、絵であればスキャンしたように入ってくる。しかし、なぜだろうか、出力ができない。
髪型についても頭の中では「こうしたい」というのはあるのだが、出力(表現)ができない。技術がないのは当たり前だが、経験が埋めてくれるかな、と思ったが、やっぱりなかなかうまくいかないものである。
絶対音階検知能力を持った人を羨ましいと思うことはあるが、持っていなくても幸せである。普通にカラオケで歌ってさほど音痴ではないから。(音痴であるかどうか、わかる人は音の高さをきちんと認識できてるので、私は音痴でない、と理解している)
ただ、絶対音階ではなく、絶対周波数検知能力は欲しい。プリンタやコピー機が出す、あの高周波がどのくらいの数字の周波数なのか、知りたい。どの音が故障の前触れなのだろうか。
ただ、この検知能力もフィルターをかけたい。車のアイドリングの音(10~30Hz)はさすがに気持ち悪い。(ちなみにガラスや黒板を爪でひっかく音は平気)
不思議なのは、車のアイドリング音はダメなのだが、飛行機の着陸時のドーンという音は気持ちよい。機会があればこの分析をしてみたい。
余談ではあるが、山手線内回りで恵比寿駅に入るときドーーという低音が響く。あれもけっこう気持ちよい。

ということで、正確に文として表現できたかどうか、自分でも不明だが、この前提があって、「絶対音感」という本を読んでいる。
読み終わったら感想を書いてみるつもり。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

t
2007年06月14日 04:49
偶然発見したブログなのですが、なかなかおもしろい内容で最後までよんでしまいました。
私は今年に入ってから小室哲哉を徹底分析したのですがおもしろいコメントがありました。
小室さんがいうにはどのキーからはじめてもドの音に定義してしまえばみんな同じだと。
またピアノなどで絶対音感をマスターした人は結構周波数がずれてしまっているので楽器のチューニングするときに相当苦労してます。Y社など少し上がり気味にピアノをチューニングして帰るのでHDに録音した後全体を少し下げる作業をする場合もありますね。
2007年06月16日 23:38
コメントありがとうございます。
小室哲哉の徹底分析ですか、興味あります。もしWebに載せてるのならお知らせください。絶対見に行きます。
ピアノの音はずれてるんですか?初耳です。
しかしよく考えてみれば、どんな楽器であれ中心の(有効な/実効的な)周波数が音階に合っているだけで、音の成分には色々な周波数やその変化などがあり、その構成によって音色が決まるので、その周波数だけ、ということは有り得ないのですね。
2007年06月25日 10:24
小室哲哉や浅倉大介は絶対音感があると思います。
私もですが数値入力型のシーケンスソフトを使っていると頭の中で音が鳴るっていうかC3の音とかノートナンバー何番ていう風にすぐにでてきますね。
ホームページは閉鎖しましたが、来年中古レコード・CDショップをWEBではじめるので1曲ずつ丁寧に感想や分析をのせようかなと思っております。
2007年07月16日 11:21
数値入力をやっているとある程度、頭の中で音と数値の関連付けができますね。
私も昔使ってました。安いソフトだと五線譜が使えず、全て数値でした。
せっかく音源無しMIDIキーボードを持ってるのに、実際はパソコンのキーボードから入力(苦笑)。
って、いつの話だ、って感じですが。

ショップを始めたら、ぜひ教えてください。リンクしますよ。

この記事へのトラックバック